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シェリング年報‘16年 第24号 目次
【シンポジウム 神話と象徴】
『赤の書』公刊によるユング再解釈の動向と美術界での反応 川田都樹子
シンボルと神話の人間学――E・カッシーラーとH・ブルーメンベルクの交差 千田芳樹
象徴の哲学――生命の論理としてのカバラー 永井晋
シンポジウム「神話と象徴」司会報告 加國尚志
シンポジウム「神話と象徴」について 加藤尚武
【クロス討論 I 「美的なもの」のイデオロギーを再考する――ポール・ド・マンによる批判をめぐって】
シラーの「遊戯衝動」から、カントの「物質的視覚」へ――ポール・ド・マンの歴史的唯物論にむけて 宮ア裕助
ド・マンのカント/シラー論における「美的なもの」 田中均
司会報告 小野寺賢一
【クロス討論 II 若きショーペンハウアーとシェリング】
よりよき意識と知的直観をめぐって 鎌田康男
シェリングを読む若きショーペンハウアー 松山壽一
【公開講演】
フィチーノとシェリング 加藤尚武
【特別報告】
「生」の諸相とその展開――ヘーゲルにおける生の交流とその気脈 栗原隆
【論文】
キメラの棲まう迷宮――E・T・A・ホフマン 『事柄の関連性』の文体 清水恒志
モナドとしての芸術作品――Fr・シュレーゲルとベンヤミンのライプニッツ解釈をめぐって 茅野大樹
フリードリッヒ・シュレーゲルのケルン講義における二つの根本概念――「無限な統一」と「無限な充溢」 松岡健一郎
【書評】
松山壽一『造形芸術と自然――ヴィンケルマンの世紀とシェリングのミュンヘン講演』 井戸慶治
カントとダーウィンのあいだ、アドニスとエステ・ハウスのあいだで――ヴィンフリート・メニングハウス『美の約束』 宮田眞治
マルクス・ガブリエル、スラヴォイ・ジジェク著『神話・狂気・哄笑――ドイツ観念論における主体性』 菅原潤
第十一回(2015年度)日本シェリング協会研究奨励賞選考委員会報告 選考委員長 岡村康夫
日本シェリング協会活動報告 橋本崇
編集後記 田中均
欧文目次・欧文レジュメ
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